障害者の雇用の形
障害者の就職を求める企業は、年々増加しています。障害があることが仕事上のハンディになるとは限りません。最近増えている企業は、障害者の雇用義務達成のためだけではなく、純粋に会社の新戦力として求人を出すところです。様々な障害者の就職情報が、求人サイトにはあるようです。
契約社員の募集が、障害者の就職情報には多いように見えるようです。正社員での就職を望む人も多いですが、障害者が契約社員として就職することには、企業にとっても当人にとってもメリットのある話です。企業は障害者の長期間の雇用を、障害者雇用義務を達成するためにも考えているようです。初めから正社員として就職してもらうと、後に仕事内容とのミスマッチが生じる可能性があります。長期雇用の調整期間が、契約社員の期間としているという会社もあるそうです。
いきなり正社員として雇用され、一般の正社員と同じレベルの成果や実績を求められるのは、就職した障害者側としてもなかなか厳しいでしょう。慣れない仕事で自信を失う人もいますし、無理をしすぎて体調を崩してしまったりもします。契約社員として可能なのは、経験を積みながら徐々に仕事の範囲を広げていくことです。長く障害者が就職して働き続けるには、ミスマッチを避けながら調整をしていくことが大切ではないでしょうか。
